代表者ご挨拶

サイト開設にあたって

原体験
父の急逝
私の父は、中学2年生のときに交通事故で亡くなりました。 
その年の冬休みにスキー教室があったのですが、私は母に、そのための費用1万5千円を出してほしいと言えず、友達や先生に 『家の用事があって・・・』と、嘘をついて欠席しました。 
その時の恥ずかしい気持ち、情けなく、切ない気持ちを、今も忘れることができません。
 
私は、2009年から2014年まで、仕事の傍ら大学の経済学部の通信教育課程で学んでいました。
 
本来、大学は高校卒業後に進学するものですね。 
 
昨日まで元気だった人が突然いなくなる。残された家族、それぞれの人生は、万が一のときの準備をしていたか、 いないかによって、その後まったく違った人生になる。 
私は、それを身を以って体験いたしました。
保険は「ラストラブレター」
欧米では、保険は『ラスト・ラブレター』と呼ばれています。 
 
自分にもし、万が一があった場合、残された家族の環境はどう変わるのか? 
妻と子はどこに住むのだろうか? 
 
子供たちは、どういう学校に行って、どういう進路を歩むのか? 
持ち家であればリフォーム費用は? 
塾や習い事、部活の送り迎えに車が必要であれば、その維持費と買換えの費用は? 
家電製品はどれくらいの周期で買換え、いくらぐらい必要なのだろう・・・
 
お盆とお正月の里帰りの費用、 子供たちとの旅行の費用は? 
 
生活が色あせないようにと願う妻の趣味の費用は? 
子供たちがキチンとした栄養が摂れるように食費を考え、光熱費、通信費、日用品費、理美容品費、冠婚葬祭・お中元やお歳暮の費用は・・・。 
 
自分がいなくなっても、せめて、何も生活が変わらずに済むように・・・、そう思いを込めて保険に加入するので、『ラスト・ラブレター』と呼ばれているのです。 
相互扶助の崇高な理念 
人生では、すべての経済的なリスクを、個人の努力だけで解決することはできません。 
それができるのは一部のごくごく限られた人でしょう。
 
保険の必要性は個人の努力を超えた部分を補うところにあります。 
『相互扶助』の理念の下、多くの人々が保険に加入することによって、経済的なリスクを補い合っているのです。 
 
自分に必要な保障は、独身、ご夫婦、また、子供さんをおもちのご家庭では、それぞれ異なります。 
数多くの相談をお受けして感じることは、自分に(家族に)必要な保障の種類、保障額、期間などについてキチンと理解している方は、ほとんどいらっしゃらないということでした。 
そういう状況で、勧められるままに保険に加入するのですから、自分に合っていないものに加入してしまうことは、仕方のないことかもしれません。 
公的な保障を考慮する 
日本は社会保障がとても充実しています。

自分にどの程度の保障が必要かは、まず、自分と自分の家族に、公的な保障としてどれくらい想定できるかを 知る必要があります。 

 
遺族年金】、【高額療養費制度】、健康保険組合の【傷病手当】や【付加給付制度】など、会社員(常時700 名 以上雇用されている)であれば、健康保険組合によって、法定給付の他に付加給付という制度があり、医療費 の自己負担限度額が2.5万円~3.5万円程度(月額)で済み、
病気で休んでも、1年6ヶ月間報酬月額の2/3に加え10~20%が上乗せで給付される傷病手当の付加給付が ある場合もあります。 
 
ご加入の社会保険組合が【特例退職被保険者制度の特定健康保険組合(2022年度61健康保険組合) であれば、75歳になる前日まで、現在の健康保険組合に加入でき、付加給付制度があれば、自分と自分の家族の一か月の医療費の自己負担額が2.5万円~3.5万円程度で済む方もいらっしゃいます。 
私は、ほけんの見直し相談に来られた方に、「その保障は、必要ないのではないですか?」と お伝えすることがよくあります。 
保険を、本来あるべき姿に
本来、保険は崇高な役割を持っており、かつ、現在の国の社会保障政策を補完する立場にありますので、その仕事に従事する者は、それなりの誇りをもって業務に従事すべき立場でありたいものですが、実際に、自分がこの仕事に携わった時に、友人に言われたことは、「鈴木もとうとう保険業に行っちゃったか」、という蔑みにも近い言葉と、連絡がつかなくなり、友人が離れてゆくという現実でした。

保険業においては、来店型保険ショップの出現によって、保険加入がオープンで身近なものになりました。
ほけんの窓口の功績は、ファイナンシャルプランニングの一分野としてのリスクマネジメントを、分かりやすく説明し、個客主導の主体的な保険加入を推し進めることになりましたが、それでも、まだ全体の20%以下の利用率にしか過ぎません。

老後資金の準備も公的年金だけに頼ることができず、自己の責任として準備する時代となり、金融リテラシー教育も少しずつ浸透してきた今、同時に、保険加入が主体的に行われる時代へと変遷すべき時期となっています。

このような背景から、生命加入において、もっとも重要な作業である「必要保障額の算出」を、あえて保険募集業務と切り離し、ファイナンシャルプランニングとしての知識を基に、お客様が自分で行えるようにすることを、社会的使命としての要請と感じ、このサイトをオープンさせていただきました。

日本においては、はじめての試みだと思いますが、この考え方が広がり、ほけんの処方箋を自分で作成することがあたりまえのこととするため、すべての手順、および内容をこのサイトで開示することとしています。

必要保障額の算出と、ライフプランが変更になった場合の見直しはファイナンシャルプランナーが、保険の加入申込み、保全活動は、保険募集資格を持つ者が行うこととすることで、トラブルの絶えない保険加入が、劇的に減少することと期待しています。

 
❖令和4年11月11日 ほけん名人.comサイト開設にあたって
 
合同会社 IHD ーIntelligent Hoken Designー 
鈴木 眞仁(すずき まさと) 

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